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ITパスポートを受けようと思ったのは、転職活動でITリテラシーを証明したかったからです。IT系の資格を持っていないと書類選考で弱いと感じていました。受験の申し込みをした後、「2週間で合格できる」という情報をどこかで見て、半信半疑で始めたのが正直なところです。
結果は合格(スコア785点)。2週間・独学・一発合格でした。勉強時間は約30時間です。この記事にはその過程を書きます。
ITパスポートはどんな試験か
ITパスポート(iパス)は、IT全般の基礎知識を問う国家試験です。経済産業省が所管し、情報処理推進機構(IPA)が実施しています。
試験範囲は大きく3つ。ストラテジ(経営・法務)、マネジメント(プロジェクト管理・システム開発)、テクノロジ(IT・ネットワーク・セキュリティ)。100問を120分で解く形式です。
合格基準は総合スコア600点以上(1000点満点)、かつ各分野で300点以上。どれか1分野で300点未満だと総合点が高くても不合格になる点が注意が必要です。
使ったテキスト:きたみりゅうじ先生の本
テキストは「キタミ式イラストIT塾 ITパスポート」(きたみりゅうじ著)を選びました。他の参考書を比較した結果、この本を選んだ理由はイラストが多くて読みやすいから、という単純な理由です。
IT系の資格本の多くは文字が多くて読み進めるのがしんどい。きたみ先生の本は4コマ漫画風のイラストで概念を説明してくれるので、「なぜそうなるか」が視覚的に入ってきやすい。ネットワークやセキュリティの仕組みを絵で理解できるのは、文系出身の僕には助かりました。
テキストを通読するのに約12時間かかりました。1日2〜3時間読んで4〜5日です。全部を完璧に理解しようとせず「ふーんそういうものか」という感覚で読み進めることがポイントで、細かい部分は過去問演習で補う方針にしました。
過去問道場で演習
勉強の後半は「ITパスポート試験ドットコム」(通称:過去問道場)というWebサービスを使いました。無料で使えて、過去問を分野別・年度別に解ける優秀なサービスです。
僕の使い方は「分野別ランダム」で解き続けること。間違えた問題には印をつけて、翌日にまた解く。正解した問題は飛ばしていく。要は苦手問題の繰り返し演習です。
過去問道場で約18時間・約500問を解きました。最初は正解率50〜60%だったものが、2週目には70〜75%、3週目には80%前後になりました。本番では785点が取れたので、目標の600点は十分にクリアできました。
「過去問だけで合格できる」という言い方をする人もいますが、テキスト通読の前に過去問だけ解き始めると「何を問われているか」の前提知識がないので効率が悪い。テキスト一読→過去問演習の順番が正しいと感じました。
30時間の勉強スケジュール
1日目〜5日目:テキスト通読(1日2〜3時間)
6日目〜13日目:過去問道場(1日2〜3時間)
14日目(前日):苦手分野の再確認と軽い過去問復習(1時間)
平日は通勤中にスマートフォンで過去問道場を解き、帰宅後にテキストを読む形にしました。土日は2〜4時間まとめてやりました。
CBT受験の体験
ITパスポートはCBT(コンピューターベースト試験)です。試験会場に行き、PCの画面上で問題を解く形式です。全国に試験会場があり、自分でスケジュールを選んで受験できます。
会場は資格試験専用のオフィスで、個別のブースに分かれていました。ヘッドフォンが置いてあって(静かな環境が作れる)、PCの画面に問題が表示されます。マウスでクリックして回答する形式なので、ペーパーテストに慣れている人は多少違和感があるかもしれません。
CBTの良いところは「試験結果がその場でわかる」こと。受験終了後すぐに暫定スコアが画面に表示されます。正式な合格証明は後日ですが、その場で合否のめどがつくので精神的に楽です。
また、CBTは試験回に縛られず、平日でも週末でも自分のタイミングで受験できます。「今週末が空いているから来週受けよう」という柔軟なスケジュールが組めるのは、社会人受験者には大きなメリットです。
2週間合格を狙う人へのポイント
2週間で合格するために重要だと思うことを3つ絞ります。
一つ目は「テキストの精読より過去問演習に時間を使う」こと。理解が浅くてもどんどん過去問を解いて、間違えたら解説を読んで覚えるサイクルが最速です。
二つ目は「各分野のバランスを保つ」こと。1分野300点未満で不合格になるルールがあるので、得意分野だけに集中すると痛い目を見ます。苦手な分野は意識的に多く過去問を解くようにしました。
三つ目は「用語を正確に覚える」こと。ITパスポートは選択肢の中から正しいものを選ぶ形式で、似たような用語が紛らわしく出てきます。「スループット」と「レイテンシ」の違い、「ファイアウォール」と「IDS」の違いなど、混同しやすい対のキーワードは特に注意して覚えました。
